2007年12月10日

今度はジャニーズ?櫻井翔@高田ガン

三池監督の快進撃が止まりそうにないですね。もちろん、世界をフィールドにして活躍している三池監督ですから、人気者のジャニーズ系のアイドル起用しても不思議じゃないといえば不思議じゃないのです。考えてみれば、かつて、人気アイドルグループ・SPEEDの映画も撮ってますし、やはり、不思議じゃないといえば不思議じゃないんですね。嵐の櫻井くんが、主役ですね。でも、なんだか、すごく想像できます。初めて知った時は「合ってるなぁ」と思いました。


とても不思議な感覚です。三池監督といえば、「眩しく妖しげな男達」を引き連れて映画を撮っているイメージがとても強いので、先頃の「クローズZERO」も、初めて知ったときは、ちょいとびっくりしたものです。やべきょうすけさんがいて、なんとなくほっとしたようなところがあったりして…。

私の中で、三池監督のサングラスに映る男達といえば、めちゃくちゃ、むさくて、限りなく妖しくて、とにかく“ヤバイ”のです。最近、ちらほら、美・青年路線を進んでるかな…と、チラリと感じましたが、とうとう来てしまいました。ジャニーズと三池監督のコラボレーション。



■嵐の櫻井翔が演じるヤッターマン1号

櫻井翔くんの雰囲気は、テレビのバラエティやドラマ(木更津キャッツアイ好きでした)などでしか解らないのですが、かなりはまり役のように思える、櫻井くんの高田ガンです。とんでもないことになりそうな予感もしています。櫻井くんもびっくりするような、三池監督の個性が生かされた、おもしろい作品に仕上がることは間違いないでしょう。

櫻井翔くんは、「ヤッターマン世代とお子さんの架け橋になるような作品になるように…」と、とっても、優等生なステキなコメントをされたようですが、どうなんでしょ?

私が思うに、そのピュアな意気込みが、ことごとく覆されるような、『すばらしい世界観の、愛と正義の真実を、骨の髄液から注出する勢いで、ステキ高田ガンに彩られたパラダイス冒険活劇』ができあがることと思います。

とにかく、何でも撮ってしまう三池監督と書いたばかりでしたが、「ヤッターマン」の話は聞いていましたが、櫻井くんは想像していませんでした。まさか、嵐のメンバーが主演の映画を撮るとは思ってもいませんでした。三池監督とジャニーズの糊代がまだ見つかりかねて戸惑っている私です。しかし、木更津キャッツアイの櫻井くんは、とても好印象でした。こういう題材を三池監督が映画にすると、かなり荒唐無稽な笑いが期待できると思っています。楽しみです。



ところで、三池監督は、ドロンジョ役として、アンジェリーナ・ジョリーに出演依頼して、軽く断られたとのことですが、その返事を聞いたときの、飄々としたリアクションを想像して吹き出してしまいました。監督は、アンジェリーナジョリーのファンなんでしょうか。以前も、なにかでお名前出てました。キャスティングオファー…。


ドロンジョ…誰?楽しみですね。

共演者もかなり個性的であるだろうと予想されます。たぶん、櫻井くんがひとりとっても汚れのない青年に見えてしまうのでは…?と、勝手に予想しています。

『ヤッターマン』は、2009年の公開です。その前に、2008年、三池監督で、あの『大魔神』が公開されます。


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2007年12月04日

大阪最強伝説 喧嘩の花道

この映画とは、巡り会うべくして巡り会ったと思っています。

もちろん、今だからいえることなのですが…。友達の弟が、ことりあえず、せっかくだから観てみよう…と軽い気持ちの映画のVIDEOを持っていて(ちょっとヤンキーです…死語?)、遊びに行ったときに、みんなで鍋パーティをしたんですが、その時に、その弟がこのVIDEOを観ていました。私の気持ちは“鍋”のほうに向いてましたから、なんとなくのBGMで…というのが最初の出会いでした。

帰りに、VIDEOを何本か借りて帰りました。翌日、ひとりであらためて観たんです。この『大阪最強伝説 喧嘩の花道』を…。「な、な、なんじゃこりゃー!おもしろいじゃないかー!」というのが、あらためてじっくり見た最初の感想でした。全然、期待していなかったのです。で見始めました。でも、この時に監督うんぬんなどということは、まったく考えてはいません。内容がおもしろいと思っただけです。

しかし、その後、レンタルビデオを見に行って、何本か借りた中に、“監督 三池崇史”という名前を、また見つけてしまったのです。

しかも、『喧嘩の花道』とは、まったく違うものであったのですが、そちらを観て、あらためて、興味津々になってきたのが、三池ウォッチャーの始まりでした。ですから、私の三池ウォッチャーとしてのスタートは、この『大阪最強伝説 喧嘩の花道』なのです。今でも、なにか気分がへこんだ時は、なぜかスカッとできるこの映画を観るんです。もう、主要登場人物のせりふまで覚えてきているほどです。



■あらすじ

パトカーの回転灯のアップから始まり、逃げている若い男と紙包み、いっしょにいるのは怪しい東洋人…という始まり方をします。これだけだと、とてもハードな裏社会の映画か…と思ってしまいがちですが、そのあと、コテコテの大阪弁が炸裂する電気屋前、電気屋の主人は衛星チューナーの売り込みのためか、「衛星放送でっせー!」と呼び込みをしています。衛星放送の画面では、東京ドームで格闘技の試合が始まろうとしています。因縁の対決です。電気屋の前には、ボクシングの試合を観るための人だかり、どちらが勝つか賭けをしています。まさに、昭和を感じるシーンです。

そして、ドラマは過去へとさかのぼり、学ランを着た威勢のいいお兄さんたちの青春グラフティが始まります。いきなり、線路脇の路地での喧嘩シーンです。リーゼント、パンチパーマにハイウエストのゆるーいズボン、長ランの男子たちです。まだ、短い学ランではなく、それ以前の長い学ランの時代設定です。革靴のつま先はあくまでも尖っています。女性は茶髪に短いセーラー、くるぶしまでくるような長いスカートです。今はまったく見かけなくなった学生鞄ですが、これもぺったんこの空っぽ、まるで板のようです。

浪速西高の玉井カズヨシ(やべきょうすけ)は、ある時、天南高の浜田タケシ(北村康)という喧嘩が強いすごい男がいると聞いて、「決闘じゃ」と学校に尋ねていくところから、物語が進んでいきます。喧嘩、喧嘩に明け暮れながらも、それぞれが、少しずつ成長して、なにかにけりをつけ、なにかを選んで進んでいく姿が描かれています。

懐かしく過去が蘇る人もいるのではないでしょうか。かく言う私も、お風呂でお湯を通したり、布団針で鞄のマチの部分を縫い縮めたり、入浴時におしりの下に引いたりまでして、鞄を潰していました(おはずかしい…でも懐かしいです)。

・原作 二宮清純
・監督 三池崇史
・脚本 NAKA雅MURA

配役
・カズヨシ やべきょうすけ
・トシオ 奥田智彦
・タカシ 北村康(北村一輝)
・リツコ 今村涼子



随所に、コテコテの笑いや、ボケと突っ込みの絶妙なシーンが盛り込まれています。登場人物のせりふの一言、一言が、あるいは、お笑い番組を観るより面白いかもしれないと感じさせる絶妙なやりとりばかりで、思わず、ニヤッとしたり、吹き出したり、声を出して笑いたくなるシーンがあります。つくりごとの映画ではなく、登場人物が今もどこかにいるかのように、生き生きとしています。

しかし、その間には、祖母とカズヨシの関係、タケシの家庭環境や妹との関係、空手の師匠との出会い、玉井とトシオの友情。トシオの恋、父親の事情など、ただ、単純に喧嘩に明け暮れているわけではない、繊細な若者達の群像が描かれており、はき出したい何かを拳にぶつけて行く青春のストーリーを感じることができます。意味もなく、むしゃくしゃしたり、なにかが鬱積していたり…と、どんどん大人の世界が見えてくる年代の、様々な葛藤も、邪魔にならない重すぎないバランスで、主体として幅をきかせない程度に、彼らのバックボーンとして、しっかり存在しているのです。

強いヤツがいると聞けば、すぐに喧嘩を挑みに行くという単純明快な行動をとり、負ければ勝つまで何度でも、喧嘩を挑み、その中で出会う様々な出来事や人たちに影響されつつ、少しずつ大人に近づいていくという、まさに青春ストーリーです。

しかし、“青春”という言葉を使うことが照れくさくなるような、やんちゃなストーリーであり、ベタベタな青春ものではありません。軽快なリズムで進んでいきますが、一般的に、世に溢れているピュアを全面にだした青春映画といわれるものよりも、むしろ、こちらが、青春の等身大と思えるようなシーンが盛りだくさんです。

昔、やんちゃだった人は、そっくりそのまま懐かしさに浸ることができるでしょう。そうでなかった人も、懐かしく学生時代を思い出せます。もちろん、現役の「好青年」は、固いこと抜きで楽しく観ることができるでしょう。(好青年…という言葉は、劇中で、カズヨシの祖母が、トシオを呼ぶときに使っている呼び名でした…ここも意味が深いです)カズヨシを好きな女子高生・リツコ(今井涼子)に思いを寄せるトシオの葛藤、父親、コンプレックスなど、流されていく人生や、リツコのその後など、印象深く残ります。彼らのバックボーンを観る上でベースにおかれますから、その上での笑いということで、見終えたあとも、重くはないけど、ただのヤンキー高校生の青春グラフティという、数ある中の同じカテゴリーの作品とは一線を画す作品であると感じるのかもしれません。



注目すべき点として、やべきょうすけ演じる玉井和義(タマイカズヨシ)の天敵、天南高校の浜田武士(ハマダタケシ)役は、まだ、本名で出演している北村一輝さんです。この作品以前にも何本かの作品に出演している北村一輝さんですが、実質的には、この作品が、世に出るデビュー作といってもよいのではないでしょうか。「三池監督との出会いは、自分に大きな影響を与えている」と、ご本人も言っているようです。最近は、ソフトな優しい男の雰囲気の役柄も多いように見受けられますが、『喧嘩の花道』で、北村一輝が演じるタケシは、最高にいいキャラクターをしています。もともと、大阪出身らしいですが、コテコテの関西弁に、学ラン、パンチパーマにそり込みが入り、眉毛も激細の北村一輝です。これは、最近のイメージしか知らない人にとっては、かなりのレアものでしょう。北村一輝さんの“一輝”という名前も、三池監督が名付けの親となっているほど縁が深いようです。

最近では、劇場版『龍が如く』で、監督と主演という関係でした。この作品で出会った二人ですが、北村一輝さんも、やべきょうすけさんのように、以後、数々の三池監督作品に登場してきます。三池監督作品で観る北村一輝さんは、個性的で力のある目力が、ふんだんに発揮されているように思います。



『非常にばかばかしい映画なんです。単純明快な映画なんです。でも、切なくて甘酸っぱさもある映画なんです。ずっと印象に残るんです。懐かしいんです。面白いんです。見ていて、思わず、「バカか…」と吹き出してしまうシーンが満載です』

このように単純に、箇条書きで語れるのが、この作品の良さでもあると思っています。しかし、その実、語ろうと思えば語り尽くせないほど、細かい部分に、アイデアが盛りだくさんなのが三池作品です。クルクルパーマのワッフルみたいな髪をしてサングラスをかけ、居酒屋で飲んだくれ、トシオの父親をバカにした話題で盛り上がっている日雇い労務者役をしているのは、なんと、三池監督なんです。ここでは、役者名“三池ドコモ”として出演しています。とても自然な演技で、俳優が本業のように思えてしまうほどです。トシオに刺されるシーンもすばらしい演技でした。

1996年の作品ですが、元プロレスラーの前田日明さんや、元プロボクサーでもあった俳優の赤井英和さんらの、高校時代のエピソードなどにヒントを得た、二宮清純さんの原作小説を映像化したものだそうです。原作をかなり崩した形で作られているそうで、いわば、おもいっきり、三池監督カラーで作られたといってもいいのではないでしょうか。脚本は、NAKA雅MURAさんですが、三池監督の作品にはよく、登場する脚本家です。せりふには、むしろリアルであって痛快なテンションがあり、切り返しのテンポがよくて、大好きです。

三池崇史監督は、この作品以前にも、映画だけでも20作品近くに関わっていますし、監督をした作品は、オリジナルVIDEOなどを含めれば、さらにその数は多くなります。残念ながら、まだ、この作品以前に監督されたものは未見なのですが、その中にはいくつか観てみたいと思っている作品もあります。


しかし、なんといっても、この“青春グラフティ”とでも言えそうな、『大阪最強伝説 喧嘩の花道』は最高です。現在公開されている『クローズZERO』と同じような年代を主人公に扱った映画です。しかし、こちらの作品は、クローズとは違って、昭和のにおいが色濃く出ています。懐かしいと思いながら観る人は多いと思います。また、現在、主人公と同じ年代の平成生まれの人たちであっても、楽しめる作品だと思います。

「まだまだや。生きてる限り、どっこい!本番はこれからや。負けたらあかんで。今おまえが考えてるもんと、人生は違う。戦こうていけー!好青年!」

これは、ラスト近くで、逃げ回るトシオに、カズヨシの祖母(タイヘイ夢路さん)が語るシーンです。これは、霊なのですが…。集約されている大事な言葉でもあるように思いました。

しかし、そんなに難しいことは考えず、楽しく笑って、スカッと元気になれる作品であると思います。映画『クローズZERO』を観た人は、この作品も、また、ちょっとレトロな時代感覚も含めて、楽しめると思います。
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2007年12月02日

今度はジャニーズ?櫻井翔@高田ガン

三池監督の快進撃が止まりそうにないですね。

もちろん、世界をフィールドにして活躍している三池監督ですから、人気者のジャニーズ系のアイドル起用しても不思議じゃないといえば不思議じゃないのです。考えてみれば、かつて、人気アイドルグループ・SPEEDの映画も撮ってますし、やはり、不思議じゃないといえば不思議じゃないんですね。嵐の櫻井くんが、主役ですね。でも、なんだか、すごく想像できます。初めて知った時は「合ってるなぁ」と思いました。

とても不思議な感覚です。三池監督といえば、「眩しく妖しげな男達」を引き連れて映画を撮っているイメージがとても強いので、先頃の「クローズZERO」も、初めて知ったときは、ちょいとびっくりしたものです。やべきょうすけさんがいて、なんとなくほっとしたようなところがあったりして…。

私の中で、三池監督のサングラスに映る男達といえば、めちゃくちゃ、むさくて、限りなく妖しくて、とにかく“ヤバイ”のです。最近、ちらほら、美・青年路線を進んでるかな…と、チラリと感じましたが、とうとう来てしまいました。ジャニーズと三池監督のコラボレーション。



嵐の櫻井翔が演じるヤッターマン1号

櫻井翔くんの雰囲気は、テレビのバラエティやドラマ(木更津キャッツアイ好きでした)などでしか解らないのですが、かなりはまり役のように思える、櫻井くんの高田ガンです。とんでもないことになりそうな予感もしています。櫻井くんもびっくりするような、三池監督の個性が生かされた、おもしろい作品に仕上がることは間違いないでしょう。

櫻井翔くんは、「ヤッターマン世代とお子さんの架け橋になるような作品になるように…」と、とっても、優等生なステキなコメントをされたようですが、どうなんでしょ?私が思うに、そのピュアな意気込みが、ことごとく覆されるような、『すばらしい世界観の、愛と正義の真実を、骨の髄液から注出する勢いで、ステキ高田ガンに彩られたパラダイス冒険活劇』ができあがることと思います。

とにかく、何でも撮ってしまう三池監督と書いたばかりでしたが、「ヤッターマン」の話は聞いていましたが、櫻井くんは想像していませんでした。まさか、嵐のメンバーが主演の映画を撮るとは思ってもいませんでした。三池監督とジャニーズの糊代がまだ見つかりかねて戸惑っている私です。しかし、木更津キャッツアイの櫻井くんは、とても好印象でした。こういう題材を三池監督が映画にすると、かなり荒唐無稽な笑いが期待できると思っています。楽しみです。揺れるハート


ところで、三池監督は、ドロンジョ役として、アンジェリーナ・ジョリーに出演依頼して、軽く断られたとのことですが、その返事を聞いたときの、飄々としたリアクションを想像して吹き出してしまいました。監督は、アンジェリーナジョリーのファンなんでしょうか。以前も、なにかでお名前出てました。キャスティングオファー…。


ドロンジョ…誰?楽しみですね。

共演者もかなり個性的であるだろうと予想されます。たぶん、櫻井くんがひとりとっても汚れのない青年に見えてしまうのでは…?と、勝手に予想しています。

『ヤッターマン』は、2009年の公開です。その前に、2008年、三池監督で、あの『大魔神』が公開されます。
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2007年12月01日

クローズZERO 小栗旬

映画クローズZEROでは、転入生の滝谷源治を演じています。

・1982年12月26日生まれ
・東京都出身
・家族 父(小栗哲家・舞台監督)、母(バレエの先生)、兄(もと俳優)、姉、
・身長184p
・血液型 O型
・特技 野球 サーフィン ボクシング
・趣味 音楽鑑賞


1998年、テレビドラマ「GTO」で、いじめられっ子の吉川のぼる役として初レギュラー出演し、2008年、日本テレビ系n連続ドラマ「貧乏男子ボンビーメン」で初めて主演しました。その後、テレビドラマで数々のレギュラー出演をしています。これら2作品以外の主な出演作品としては、「葵徳川三代(細川忠利役)」「ごくせん(内山晴彦・うっちー役)」「救命病棟24時・第3シリーズ(河野和也役)」「あいくるしい(矢口淳一)」「大河ドラマ・義経(梶原景季役)」「電車男(皆本宗孝役)」「花より男子(花沢類役)」「花ざかりの君たちへ(佐野泉役)」、他、単発ドラマでも「名探偵コナン」やNHKの新春スペシャルドラマ「大化の改新」、日本テレビの「愛は地球を救う」の中で放映された亀梨和也くん主演の特別ドラマ「ユウキ」など、とても多くのドラマに出演していますが、GTOや、ごくせんなどでも人気者になりましたが、その人気とネームバリューを幅広くブレイクさせたのは、テレビドラマで「花より男子」の花沢類役ではないでしょうか。

劇場映画出演も、「あずみ」「ウォーターズ」「キサラギ」「スキヤキウエスタンジャンゴ」他、多数あります。この中で、今年、公開された「スキヤキウエスタンジャンゴ」は、三池崇史監督の作品でもあります。

舞台も積極的に出演していて、10作品にも及ぶようです。その中でも、日本でのシェイクスピア劇の第一人者ともいわれる演出家・蜷川幸雄さん演出の舞台で、「タイタス」や「お気に召すまま」などにも出演しています。主演した「お気に召すまま」は、とても評判がよく、2004年、小栗旬さん(オーランドー役)と成宮寛貴さん(オーランドー役)で公演しましたが、今年、また、同じふたりの主演で再演されたほどです。蜷川演出でよく抜擢される若手人気俳優が数名いますが、藤原竜也さんのように、小栗くんも、4年間で5本の蜷川演出の舞台に立っていますから、蜷川シェイクスピアでは、すっかり常連だと思っています。

また、現在、公演中の舞台「カリギュラ」(シアターコクーン・2007年11月7日〜11月30日)で、残酷非道な若きローマ皇帝を演じていますが、その舞台では、下半身もぎりぎりな状態で布をまとうような衣装で演じるというSEXYなスタイルも話題になっているようです。

他にも、劇場公開のアニメの声優なども多数参加しています。「動物の森」という作品にも声優として参加しているのですが、この作品には、三池崇史監督も声優として参加しているといます。このアニメーションは、本当に可愛らしい動物たちの
お話なのですが、このような作品でも接点があって、今回の「クローズZERO」というのもおもしろいですね。もっとも、この作品への三池監督の出演は、志願してとのことなのですが…(笑)。

小栗旬さんは、家庭も舞台人揃いということですから、やはり才能が受け継がれているのでしょうか。才能+持って生まれた美的外観+独特の甘い雰囲気などを考えると、人気が出ないわけはないと納得してしまいます。実力を兼ね備えたイケメン俳優は、今年一番忙しかった俳優なのではないでしょうか。

人気だけで売れている人もいると思いますが、たくさんの充実した実績を積んでいますから、さらに20代後半、30代、40代と楽しみな俳優であることは間違いないと思っています。日本映画が特に好きなので、小栗旬さんには、将来、日本を代表する俳優のひとりとなってほしいところです。

しかし、個人的には「クローズZERO」で見せた、あの目は、今まで知っている
小栗旬さんとは、違った目をしていました。初めて映画の宣伝シーンをテレビで観た時はびっくりしました。喧嘩の経験もないし、「自分と重なる部分はなにもない」というほどの小栗旬くんらしいですが、そんな温厚な平和主義者が演じた「クローズZERO」というのも、おもしろいです。俳優としての才能を感じます。

「三池作品に小栗旬は合わないんじゃないか…」と。しかし今では、すっかり「お見それ致しました!」という感想です。「映画・クローズZERO」では、三池監督によって、新しい小栗旬さんが、また、引き出された感じがします。まだまだ、引き出しがある俳優なのかもしれませんね。


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2007年11月30日

クローズZERO 山田孝之

映画クローズZEROでは、鈴蘭高校「芦沢軍団」のリーダーで、普段は陽気な性格で、仲間からも信頼されていますが、キレると手が付けられないくらい凶暴になる芦沢多摩雄役です。いつ、その凶暴さが爆発するかわからないという、今までの山田孝之さんのイメージとは違う役柄を演じています。

・1983年10月20日生まれ
・鹿児島県出身

・血液型 A型
・趣味 散歩


山田孝之さんを初めて知ったのは、遅ればせながら2002年、フジテレビ系列で放映されたテレビドラマ「ロング・ラブレター 漂流教室」でした。その後、「ランチの女王」でも毎週観ていましたが、そのあとは「世界の中心で愛をさけぶ」まで、出演しているドラマを観ていなかったので、これほどまでの俳優になったのかと驚いていたところ、その後、次々とテレビで観るようになり、その活躍は、不動のものになりつつありますね。

もっとも、私が意識になかっただけで、「ロング・ラブレター 漂流教室」がデビューではありません。デビューは、1999年に日本テレビ系列で放映されていた「サイコメトラーEIJI2」です。このドラマは時々は観ていたのですが、忘れてしまっていたというか…意識には残っていなかったようです。“山田孝之”という名前をはっきり認識したのが「ロング・ラブレター 漂流教室」です。

デビュー以後、テレビでは、NHKの「六番目の小夜子(関根秋役)」、「葵徳川三代(竹千代役)」、「ちゅらさん(古波蔵恵達役)」など、NHKの出演作も多く、大河ドラマや、朝の連続ドラマなどが好きな人たちには、すでに早々と、しっかり印象づけられていたのだろうと思います。また、民放でも、TBSの「恋がしたい(青島渉役)」にも出演していました。すでに、私は、彼が、テレビでもしっかりと実績を積んだあとで、知ったのだな…と思いました。

その後も、テレビドラマには、数々、出演しつづけていますが、代表的なものは、やはり、フジテレビ系列の「FIRE BOYS 〜め組の大吾〜(主人公・朝比奈大吾役)」 TBSの「世界の中心で愛をさけぶ(主人公・松本朔太郎役 )」、「H2〜君といた日々(主人公・国見比呂役 )」、東野圭吾さん原作の「白夜行(主人公・桐原亮司役 」、「タイヨウのうた( 主人公・藤代孝治役)」ではないでしょうか。TBSでのドラマ主演作の多さに驚きます。漂流教室以後は、これらすべてのドラマを観ているのですが、個人的には、あえてひとつ選ぶなら、「白夜行」の桐原亮司役がとても印象深いです。

また、2005年、フジテレビで、「スタートライン〜涙のスプリンター〜」というドラマで、主人公の今井駿役を演じているのですが、この役は、余命いくばくもない、元オリンピックスプリンターという役どころで、盲目のスプリンターの女子高校生と出会い、二人でパラリンピックのスタートラインにたつところまでのドラマですが、健常者、障害者、パラリンピックという流れの中で、心理的な葛藤なども演じ、とても印象ぶかかった作品です。

映画では、妻夫木聡さんや、松田聖子さんの娘さんであるSAYAKAさんと共演した2003年「ドラゴンヘッド」、2005年「電車男」、2006年「手紙」などが印象深いです。これら三作品は、どれも楽しめたのですが、あえて、ひとつ選ぶなら、東野圭吾さんが毎日新聞に連載していた小説を映画化した「手紙」が、とても好きでした。「舞妓Haaaan!!!」にも出演していますが、この映画もとてもおもしろいと評判なので、DVDで観ようかと思っています。

山田孝之さんは、CDも出てるんですね。2002年「真夏の天使〜All I want for this Summer is you〜 」という曲です。これは、TBS・愛の劇場「大好き!五つ子」の主題歌だそうです。

デビューしてから、十年にも満たないにもかかわらず、人気の大きかった話題のドラマや映画で、数々の主演を演じるという実力派の若手俳優であることは間違いありませんね。普通にいそうな雰囲気に見えるのですが、演じているのを観ると、「この役は、この人以外に考えられないのでは?」と思ってしまうほどの演技をすると思いませんか?
そういう点では、今まで、繊細でピュアなこころを持つがゆえに苦悩する、壊れていく…というような役も数多く演じていて、どちらかというと、内向的な役が印象深いと思うのですが、今回の「クローズZERO」で演じた芦沢多摩雄役は、ファンにとっては、新境地ともいえるほどのインパクトです。一般の世界から逸脱してしまった役は以前も、演じていますが、今回は、「不良」というカテゴライズの域でのアウトローなので、まったく違いますね。しかし、暴力的な面もふんだんに披露するアウトロー役のこの視線は、今までと全く違っていて、初めて観たときは、「イケル!」と思いました。「すっかりハマッテル!」と思ったのです。

「クローズZERO」の公式ブログには、出演者の書き込みしたものがたくさんあるのですが、山田孝之さんの書き込んだ記事はとても好感が持てます。なんのてらいもなく、気さくな感じで、映画を観た10代の人など、山田孝之さんより年下の人たちにとっては、気さくな兄貴のような雰囲気なのではないでしょうか。むしろ、「世界の中心で愛をさけぶ」や「白夜行」のイメージより、今回の「クローズZERO」のほうが本人に近い?などと思ったほどです。きっと、毎日、忙しいだろうと思うのですが、よく一般的に芸能人のブログなどで観る書き込みとは違って、長い文章で、ちゃんと読んで書き込んでいるのが伝わってきて、人柄をかいま見ることが出来ます。

山田孝之さんは、ブログの中で、今まで、作品を観て「泣いた」という感想をたくさんもらったけれと、「元気が出た」と思ってもらえる映画に出演できて、よかったと語っています。本当に、「クローズZERO」に出演できたことを嬉しく思っているようです。新境地ともいえる、今回の役どころですが、バッチリとハマって、今度はテレビドラマでも、このようなパワーを持つ役に抜擢されることもあるかもしれませんね。どんな役でもこなす山田孝之さんなのだと、あらためて驚いています。

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2007年11月28日

三池崇史監督の海外での活躍

ハリウッドからの話も数年前からあるようでしたが、2006年、アメリカのケーブルテレビの企画に参加して、“ホラー映画の巨匠13人”として、オムニバスの中の一作をつくったようなのですが、比較的その枠が甘いといわれているケーブルテレビであるにも関わらず、日本人で唯一の参加監督だった三池監督の作品『インプリント 〜ぼっけえ、きょうてえ〜』(原作・岩井志麻子)は、放映が見送りになったそうです。

この作品は、作られた当時、日本でも話題にもなっていたようなのに、映倫が審査を拒否するほどだったようです。結局、「夕張ファンタスティック映画祭」での上映や、単館でのレイトショー、WOWWOWなどのR!15指定として放映されたのみのようです。これは観ていませんが、拷問シーンがかなり残酷だったとのことです。日本人の女優として、ハリウッドでも活躍している工藤夕貴さんなどが出演していました。


三池監督の作品のイメージとして、一般的に知られているのは、まず「暴力的な模写が多い」、あるいは「グロい」などという表現をする人もいますが、トロント国際映画祭(2001年)で、『殺し屋1』の上映をした折りには、「暴力の描写こそが自分の持ち味でもある」ことをアピールして、エチケット袋を配ったという話があります。

しかし、そのようにエチケット袋が必要なほどの、いわゆる「グロい」と言われる作品ばかりでなく、『ウルトラマンシリーズ』や『妖怪大戦争』のような子供も一緒に楽しめるような作品や、解散したアイドルグループ・SPEEDが主演した映画『アンドロメディア』、また、『サラリーマン金太郎』などのような広く大衆が楽しめるような作品もたくさん監督しています。

ホラー・グロい、残酷、暴力…というイメージだけが先行していて、また、監督も「暴力は愛」などとおっしゃられていますから、どうしてもそのようなイメージだけのように思われがちですが、ジャンルを超えて、様々な作品で、その奇才を発揮している監督であると思われます。まだまだ、三池監督の引き出しは、色々なものが詰まっている気がして、これからが益々、楽しみです。どのようなジャンルでも、三池監督はこなしてしまいそうです。

現在でも、ヨーロッパやアメリカの映画人と呼ばれる人たちとは、交流があるそうで、色々と映画作りの話などをしているそうです。これからいっしょに作品をつくられたり、また、三池監督の作品が、アメリカやヨーロッパでもさらに人気がでるのではないかという気がします。


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やべきょうすけ(ハルク・エンタテイメント所属)

「クローズZERO」では、片桐拳役を演じています。
(鈴蘭高校の卒業生で、早秋一家・矢崎組のチンピラというキャラクター)

・本名 矢部享佑(やべきょうすけ)
・1973年 11月12日生まれ
・大阪生まれ、千葉県育ち
・身長 163p
・体重 57s
・趣味 プロレス観戦、格闘技観戦、ビリヤード、麻雀、競馬、野球、ボウリング
・特技 ボクシング・キックボクシング
・丹波道場で演技を学んだそうです。

出演された「クローズZERO」も、やべきょうすけさんの兄貴的存在である、クローズ原作の漫画家・高橋ヒロシさんとやべきょうすけさんの熱い信頼関係があったからこそ映画化を実現できたのだそうです。

おもな映画出演作品としては、「キッズ・リターン」「岸和田少年愚連隊・血煙り純情編」「「チャカ2」「サラリーマン金太郎」「修羅の群れシリーズ」「新・影の軍団」「日本の首領」「新・日本の首領1,3」「HEATー灼熱ー」「転がれたま子」「TAKESHIS」「スキヤキウエスタンジャンゴ」等があります。

また、テレビドラマでは、「新・半七捕物帖」「味いちもんめSP」「おいね 父の名はシーボルト」「特命係長・只野仁」「ドラゴン桜」などです。オリジナルVIDEOでは、「喧嘩の花道シリーズ」「ヤンママ愚連隊シリーズ」「真・雀鬼4」などですが、実は、まだまだ、オリジナルVIDEOなどでは、出演している作品があるんじゃないかなとも思っています。

「喧嘩の花道」で、やべきょうすけさんを知り、以後、テレビドラマなどでに出演する場合は、チェックして観るようにしています。「喧嘩の花道」も、元気になれる楽しい映画です。やはり、不良男子高校生という主人公ではあるのですが、とても笑えるシーンが多く、関西弁でのやりとりが、そのテンションをさらにあげていています。このVIDEOは、私の永久保存版でもあり、定期的に、なにかテンションが下がるようなことがあると観る映画の中のTOPかもしれません。表情豊かな役柄は、
シリーズのどのやべきょうすけさんからも楽しめます。今まで演じた役では、やくざ役が、非常に多いのですが、やくざでも、どこか憎めないようなチンピラを演じるやべきょうすけさんの演技は大好きです。もっとも、こんなチンピラが身近にいたら嫌だなぁと思う役も多いですが…(笑)。それだけ、やべさんが、とてもいい感じに演じているのだろうなと思います。

やべきょうすけさんは、ライブドアブログも書いているようです。
時々、読ませて貰っていますが楽しいブログです。「クローズZERO」のことも書かれています。PROFILEの欄に、「ポッと出ではありません」と書いてあるのが、イイですね。ちゃんと知ってます!

「やべきょうすけの本気(マジ)やべぇーぜい!」
http://blog.livedoor.jp/yabesuke1112/

今回の映画「クローズZERO」で、初めてやべきょうすけさんの演技を観た人も多いかもしれませんが、是非、過去のやべさんの作品も観てほしいと思います。「クローズZERO」を楽しんだ映画ファンであれば、やべきょうすけさんの出演している
映画の中には、好きな映画、ハマる映画が必ずあると思います。やべきょうすけさんのブログを読むだけでも、楽しくて元気になります♪


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2007年11月27日

俳優もこなす三池監督

次々と作品を作り続け、一年で、4〜5日も休みがないという三池監督ですが、監督としてではなくても、作品に参加したものなどを含めれば、その数は100をくだらないと思われます。有名なクエンティン・タランティーノ監督も、三池監督にとても影響を受けたひとりで、『殺し屋1』などは、その影響のほどが伺えるほどだそうです。現在は、タランティーノ監督と三池監督とは熱い友情関係にあるようで、最近、劇場公開された三池監督作品『スキヤキウエスタンジャンゴ』にも、タランティーノ監督が俳優として出演しているほどです。

また、監督をしたり、関わったりした作品の中には、「三池モパ」「三池イエロー」「三池ドコモ」などの名前で、俳優としても出演しているものがありますが、なかなかの演技で存在感があります。今まで観た中では、『喧嘩の花道』の日雇い労務者役で、主役のひとりに居酒屋で刺されるシーンなどはなかなかの演技です。また、『蘇る金狼2』では、哀愁も感じさせるような存在感のある重要な役を演じています。また、その他にも、演技者として多数の出演作品があります。

だいぶ前に、なにかのインタビューで知ったのですが、三池監督は、映画監督になる前の若かりし頃、チャールズ・チャップリンの映画を観るために映画館に出かけたそうです。しかし、その映画館が込んでいて立ち見になると言われ、立ったまま観るまでもないと、たまたま、「あまり観客が入っていないので座れる」と言われた映画を選んで観たのだそうです。それが「悪魔のいけにえ」でした。

それから何年もたって、監督として「夕張ファンタスティック映画祭」に参加した時、三池監督は、そこで、あの“空いていたから入った映画館”で観た作品『悪魔のいけにえ』の監督と、同じ監督同士として並ぶことになったのです。三池監督は、こころの中で「ありがとう」とつぶやいたそうですよ(笑)。

もし、その時に、チャップリンの映画を観ていたら、どうだったのでしょう。そんなことを、三池監督も夕張で頭を過ぎったそうです。


タグ:三池監督
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2007年11月26日

三池崇史監督・哀川翔・座頭市

2007年11月13日、都内で、あの『座頭市』を三池崇史監督、哀川翔さん主演という制作発表がありました。しかも、今回は舞台です。これは三池監督作品のファンや哀川翔さんのファンならずとも、とても興味深い発表です。

三池監督のコメントで、「幕が開いた瞬間から座頭市の世界に入っていけるような作品をつくります」と言ったそうですが、すでに構想がリアルに三池監督の中に作られているのでしょうか。こういう頼もしいコメントを聞くと益々楽しみになりますね。

また、今回、主演の哀川翔さんにくわえ、主演した「舞妓Haaaan!!!!」の大ヒットがつい先頃であった、阿部サダヲさんも出演するらしいのです。これは、荒唐無稽なはちゃめちゃなものになるのでしょうか?とも、連想してしまいます。他に、注目するのは、元宝塚の男役トップスターだった麻路さきさんが、初めて、女性の役で演じるところも、宝塚ファンとしては見逃せないのではないでしょうか。
最近の三池作品は、出演者がとても豪華ですね。

しかし、それにしても、個人的には「こういうのを待っていました」といいたいくらい待ち望んでいた組み合わせです。哀川翔さんが出演している三池監督作品は結構あります。最近の作品では『劇場版・龍が如く』がありますが、ここでは、銀行をジャックしている銀行強盗と対峙している刑事という設定でしたが、それほど本線の筋には関わりがない役でしたから、少々残念に思っていたところです。

その前に、『太陽の傷』や『ゼブラーマン』などの三池監督作品で主演しています。しかし、今回の『座頭市』は、勝新太郎さんのイメージが、なんといっても一番強いのではないでしょうか。日本映画、特に時代劇のジャンルでは、日本を代表するようなシリーズものの映画でした。その人気は昨今の映画人気とは比べものにならないくらいだったと思います。根強い座頭市ファンが存在していました。座頭市=勝新というイメージの世代の人も多いでしょう。

その後は、北野武さんが演じた金髪の座頭市のイメージがあり、どちらもインパクトがある俳優が演じています。哀川翔さんにしても、相当個性が強い俳優ではありますが、それにも増して、過去演じた人たちの個性が凄すぎますね。でも、想像してみてください。哀川翔さんの座頭市も想像できますね。合っているのではないかな…と、まず思いました。

三池監督のことですから、とても斬新な舞台を作ってくれるのではないかと期待がふくらみます。おもしろいものを作ってくれると確信しています。哀川翔さんの座頭市公演、かなり楽しみです。

■公演日程

・12月3日〜16日
 東京・新宿コマ劇場

・20日〜29日
 大阪・梅田芸術劇場

・1月4日〜6日
名古屋・愛知厚生年金会館

・演出
 三池崇史

・出席者
 哀川翔、阿部サダヲ、麻路さき、遠藤憲一、長門裕之


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オーディション 2000年

■あらすじ

主人公の中年男性は、石橋凌さんが演じているのですが、ビデオ会社を社長・青山です。青山は、妻を亡くして息子と二人で暮らしています。あるとき、新作ビデオのオーディションをすることになるのですが、青山は、その中から理想の再婚相手を探そうとします。オーディションで見つけた、理想の結婚相手・麻美(椎名英姫)に、どんどんのめり込んでいく青山だったけれど、実は、麻美は、愛するものに対する執着がすごい女性でした。

監督 三池崇史
原作 村上龍

配役
・青山重治 石橋凌
・山崎麻美 椎名英姫
・青山重彦 沢木哲
・吉川泰久 國村隼
・青山良子 松田美由紀

他に、三池組の作品では、常連ともいえる石橋蓮司さんも出演しています。

ロマンチックな恋愛映画のように思えるシーン、官能的なシーンなどあります。前半に、それがあるが故に、「人って怖い…」と、むしろ、霊的な現象や、残虐なことなどより、それ以前の部分が怖いと思えます。前半から後半への展開、みるみるうちに甘い恋愛ものがホラーに変わっていく様子は、怖いのに引きこまれていく、まさに、三池ホラーでした。この急展開…。見終えてみて、思ったのは、肉を切断したり、舌に注射針を刺したりというシーンは、やはり私はダメでした。あの音が離れません。キリキリ…(怖)。三池監督ファンといいつつもホラーそのものがダメです。これは、三池ホラーの熱烈なファンの方からは、邪道・外道の扱いになるのかもしれませんが…。

しかし、前半は、恋愛シーンのような感じで静かに進み、中盤に入って、幻想シーンとでもいえばいいのか、夢うつつなシーンが展開されます。そして、後半に入って、どんどん怖くなってくるのですが、この構成も、すごいし、中盤は意外と好きでした。しかし、後半のための前半、中盤ですからね。観客を飽きさせない独特の映像で、3つの大枠で展開していきます。「この怖さ」は、おばけを見て怖いと思う感情とは違って、人の怖さを感じるので、こころに残りますね。拷問シーンは、ショッキングなのですが、こういうの、観たくないと思いながら、怖いと思いながら、体が固まって釘付けになるものです。瞬きの回数が、逆に減っていくのがわかります。足を切断するシーン、観ていて、自分の足が、なにか違和感を覚えてきます。『ミザリー』を思い出しました。自分には、ミザリーが限界だとつくづく思いました。

本当にたくさんの作品がありますが、ホラー系は苦手です。三池監督の作品でなければ手に取ることもなかったでしょうが、やはり、パッケージを観ると、観たくなるのが心情です。三池監督の作品でも、年に2回くらい、「ユウキとカクゴ」を決めて、レンタルビデオで鑑賞しています。

この映画…。怖いです。残虐なシーンが…というより、この映画そのものが怖いです。しかし、恋愛ということを考えたとき、それがこのような残虐なことをするかしないかの話はあっても、相手に対して、それ相応の範囲内で、いわゆる「束縛」や「縛り」みたいなものがあることってある場合が多いと思います。そこいらへんから、考えると、この映画は、恋愛の深層心理の裏表まで見せられたような気にもなってしまいます。やはり「人」が一番怖いですね。恋愛するのが怖くなったりして…(笑)

三池作品は、いつも、音やカメラアングルというか、撮し方がとても巧妙で、その技法に感動するのですが、この作品、後半などは、余計に臨場感を感じます。三池監督の作品は、ホラー、そうでない作品に限らず、カメラの使い方に、「誘われて引きこまれる」マジックがあります。

posted by 三池ファン at 10:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 三池作品について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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